年が明けて、2019年、早くも一ヶ月が経ちました。
いまだに、2018年と2019年を書き間違えることが多いのですが・・・。
さすがに2月になって、平成30年と書いてしまったり、2019年を2018年としてしまうのは、
うっかりミスではごまかしが効きそうにないので、気を付けなくてはと思っています。
(1月中は許されるというものでもないのでしょうが・・・)
さて、2月の誕生石は「アメシスト」です。
和名は「紫水晶」。
その名の通り、美しい、透明感のある、パープルカラーの宝石です。
アメシストの伝説の一つに、「酒に酔わない」というものがあります。
これは、アメシストの名前の由来にもなっています。
「アメシスト(amethyst)」の語源は、
ギリシャ語で「酒」を意味する「methy」に否定辞の「a」が付いた「amethy」から、
また、「amethy」から派生した酒に酔わないという意味の「amethystos」からきています。
悪酔いをしない、お酒で失敗をしないということだけではないのでしょうが、
20歳の誕生日のメモリアル・ジュエリーにもなっています。
アメシストの歴史は古く、ギリシャ神話にも出てきています。
昔、ギリシャにアメシストという名前の美しい少女がいました。
この少女は、月の女神ディアナの侍女でした。
ある日、悪戯好きな「酒と芳醇の神・バッカス」が、手下の豹にアメシストを襲わせます。
女神ディアナは、アメシストを水晶に変えて、その身を守ります。
その美しい水晶を見て、バッカスは自分の愚行を恥じ、深く懺悔をしました。
バッカスは、「私の葡萄の実りはアメシストへの懺悔の証明となろう」と、
水晶と化した少女への手向けとして葡萄酒をかけました。
すると、透明な水晶は紫に輝く宝石となり、アメシストが誕生したそうです。
この紫の水晶・アメシストを、バッカスは愛したそうで、
このことからアメシストは、「愛の守護神」となったそうです。
古くから愛される、高貴な紫の美しい宝石、アメシストです。
2月の誕生石アメシストをはじめ、様々な宝石を取り揃えております。
皆様のご来店、お待ち申し上げております。