プロ野球が開幕し、
プロ野球ファンの方々は、毎日の試合に一喜一憂しているようです。
皆様は、どこかひいきのプロ野球球団がありますか?
私は、「カープ女子」ですといいたいところですが、
残念ながら、特にファンのチームはありません。
さて、野球で本塁と三つの塁に囲まれた部分、
内野のことをダイヤモンドといいますが、
あれは宝石のダイアモンドと関係があるのでしょうか?
それから、トランプのマークの一つ、ダイア。
こちらはどうなのでしょうか?
ちょっと気になったので、調べてみました。
実は、デザインなどで使われる図形で、
ひし形のことをダイアといいます。
ちなみに、三菱のマークは、「スリーダイヤ」と呼ばれています。
ダイヤがひし形を表すことから、
野球の内野も
トランプのマークの一つダイヤも
ダイヤモンドと呼ばれるようになったようです。
(どちらもいろいろな説が在りますが・・・)
では、ダイヤモンドとひし形はどんな関係があるのでしょうか?
ダイアモンドの原石にはいくつか形があります。
その中で、ピラミッドを上下に張り合わせたような八面体のものがあります。
規則正しい結晶なので、研磨すると美しく輝くダイアモンドとなります。
この形から、ひし形をダイヤというようになったようです。
しかし、この八面体の原石は、
宝石用原石の中でも、
全体の2割程度という極めて価値の高いものとなります。
もともとダイアモンド自体の採掘量がそう多くない上、
採掘されたダイアモンドの約80%は
工業用ダイアモンドとして利用されます。
(研磨剤、カッター刃、砥石、ドリル、電化製品の部品、レコード針などです。)
残りの20パーセント程度のものが、この八面体の原石となります。
極めて価値の高いものです。
この貴重な原石を、美しさを引き出すためにカットして研磨します。
その過程で、さらに半分近く削られ、研磨され、
皆様のお手元に届く、ダイアモンドとなります。
地球の内部で長い時間をかけて作られ、
さらに、カット、研磨など様々な過程を経て、
ごくわずかな原石が、
あの美しく輝くダイアモンドとなります。
4月の誕生石 ダイアモンドをはじめ、
マリッジリング エンゲージリングなど、様々な宝石を取り揃え、
皆様のご来店、お待ち申し上げております。