3月も終わりです。
全国各地で、桜の開花宣言が出されていますが、
皆様のところはいかがですか?
突然ですが、この写真、何だと思いますか?
私が撮った写真なので、映りがイマイチなのですが、
高知の郷土料理、「皿鉢料理(さわちりょうり)」です。
大きなお皿に、お刺身やお寿司などの料理を盛り合わせたものです。
たくさんの料理が盛り付けてあって、とても豪華です。
高知名物のカツオをはじめ、
ちょっと変わったところだと、靭のたたきなども・・・。
デザートなども、こんな感じです。
高知に行かれた際には是非。
ただ、ボリュームがあるので、ご家族かグループで楽しまれるのをお勧めします。
さて、この高知が世界に誇る海の宝石が、
もう一つの3月の誕生石、珊瑚(珊瑚)です。
江戸時代から、高知沖で珊瑚の採取が行われていました。
実はこの珊瑚が3月の誕生石なのは、日本だけです。
3月は桃の節句、
同じく美しい桃色の宝石ということで誕生石に選ばれているそうです。
真珠やヒスイと並び、珊瑚も日本の和のイメージにぴったりです。
日本での珊瑚の歴史は古く、
現存するものとしては、奈良の正倉院に珊瑚の冠、ビーズが治められているそうです。
世界での歴史はもっと古く、
ギリシャ・ローマ時代から宝飾品などとして、数多く用いられてきました。
先程の正倉院の珊瑚は、
地中海産の珊瑚が、
仏教伝来とともにシルクロードを通り、やってきたものだとされています。
珊瑚は、英語で「コラール(Coral)」。
こちらはギリシャ語の「korallion=海の人形」に由来するそうです。
ギリシャ神話では、勇者ペルセウスが、
髪が毒蛇で、見たものを石にしてしまうという力を持つ怪物メデューサを退治した際、
そのメデューサの血が海に落ち、珊瑚になったという伝説があります。
また、珊瑚(さんご)という読みから、
結婚35周年は珊瑚婚式となっています。
赤い色は、生命の色とされ、
様々な災難や、病気などから身を守る「魔除け」「厄除け」のお守りとして
用いられることも多いようです。。
生命力のある、温かみのある美しい赤の色を持つ、
海の中、自然のなす技により生まれた貴重な宝石です。
3月の誕生石 珊瑚をはじめ、
様々な宝石を取り揃えております。
皆様のご来店、お待ち申し上げております。