クリスマスも過ぎて、なんだかあっという間に2018年も終わりになります。
年末のあわただしい時、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私などは、大掃除しなくてはと思いながら、ついつい伸ばし伸ばしにしてしまい、今現在まったく手についていないという状態です。
毎年、今年こそは計画的にと思うんですが・・・。
歳神様を迎えるために(というより少しでも体裁を整えるために?)、玄関だけでも掃除しようと思っています。
さて、12月の誕生石の一つ、ラピスラズリをご紹介したいと思います。
ラピスラズリ、星のきらめく夜空のような、美しい石です。
ラピスラズリは、いくつかの鉱物の集合体です。
ですので、深い青色の中に、様々な白や金の斑点が模様を作ります。
それぞれの石によって、その反転の模様の現れ方は様々です。
その様子は、宇宙や夜空に輝く星のように見え、とても神秘的です。
ラピスラズリの名前の由来は、「lapis(ラピス)」と「lazward(ラズワード)」だと言われています。
「lapis(ラピス)」は、ラテン語の「石」を意味する言葉。
「lazward(ラズワード)」はペルシャ語で「紺碧の空」を意味する言葉です。
和名は「瑠璃」。
まさに瑠璃色です。
ラピスラズリの歴史は 古くはエジプトの時代にまでさかのぼります。
ツタンカーメン王の棺の装飾品として使われています。
エジプトの神話の中の、天空と冥界の神の「オシリス」の石とされていました。
ローマ神話の愛と美をつかさどる女神「アフロディーテ」(ギリシャ神話では「ビーナス」)とも関係が深く、古代ローマ時代には、恋人たちの愛の象徴の石として大切にされていたようです。
仏教でも、極楽浄土の荘厳さを狂言する際の例えとして用いられる「七宝」の7つの宝の一つとされています。
古くから、多くの人々に愛され、大切にされてきた、美しい石、ラピスラズリです。
年末年始、休まず営業させていただきます。
ご来店、お待ち申し上げております。
2018年はありがとうございました。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。
2019年、皆様にとりまして、良い年になりますように。
日宝堂スタッフ一同