以前に書かせていただきましたが、サファイアの石言葉は「誠実」「慈愛」「徳望」。
サファイアは、永遠の愛・誠の愛・誓いなどを象徴する宝石として、
婚約の証、エンゲージリングとして贈られることがあります。
有名なものとしては、
イギリス王室での、チャールズ皇太子がダイアナ妃に送ったサファイアの指輪。
14粒のダイアモンドの縁どられた、12カラット、ロイヤル・ブルーのサファイアのリング。
ダイアナ妃は、悲しい死を迎えられ、
二人の王子、ウィリアム王子とハリー王子は、
母親のダイアナ妃の遺品の中から形見を選ぶこととなり、
ウィリアム王子は、腕時計、
サファイアのリングは、ハリー王子が引き継ぐこととなりました。
時は過ぎ、2010年ケイト・ミドルトンさんにプロポーズする際、
ハリー王子に頼み、サファイアのリングと腕時計を交換してもらったそうです。
ウィリアム王子は、エンゲージリングにダイアナ妃のサファイアを選んだことについて、
「僕にとってこの指輪はとても特別です。
今日この日を、この興奮を、そして僕たちが一緒に人生を送るという事実を、
母と共有するための僕なりの方法だったからです」
と語っていたそうです。
ダイアナ妃から受け継がれたサファイアの指輪、
今は、キャサリン妃の指で輝いています。
そしてウィリアム王子とキャサリン妃のお子様、
ジョージ王子、シャーロット王女へと引き継がれていくことでしょう。