12月の誕生石 タンザナイト

12月になりました。

ちょっと暖かい日が続きましたが、今週末あたりから本格的な寒さ到来のようです。

先月のお話になってしまうのですが、11月24日に神戸税関の「オープンカスタム2018」に行ってきました。

神戸税関庁舎内の公開や神戸港を一望できる屋上の開放、神戸税関の音楽隊、兵庫県警音楽隊の演奏などのイベントがありました。

普段一般公開されていない元貴賓室の公開もあり、ここは映画「海賊と呼ばれた男」や「日本のいちばん長い日」に使われたそうです。

神戸税関はいま放送中のNHK朝ドラ「まんぷく」のロケ地でもあるそうです。

でも私が一番見たかったのが、「麻薬犬デモンストレーション」。

たくさんの段ボールの箱の中から、麻薬のにおいのついたタオルを見つけ出すというものです。

2匹のワンちゃん(ラブラドールとシェパード)の参加だったのですが、たくさんの観衆の中、迷うことなく一発で見つけ出す賢さにびっくり。

見つけ出した後の仕草もかわいく(あれはワンちゃんにとっては遊びの一環でもあるようです)、見つけたタオルを咥えて、「見つけたよ、見つけたよ」と私たち観客にも誇らしげに見せる姿は、とてもかわいかったです。

イベントの様子3

引用 神戸税関 Kobe Customs

 

 

さて、12月の誕生石は、タンザナイトです。

その名の通り、タンザニアの夜を思わせる紫と青の混在する透明感のある美しい発色を持つ宝石です。

このタンザナイト、正式名称はブルーゾイサイトといいます。

1967年に発見されたのですが、それまでのゾイサイトという石の多くは不透明なピンク色や緑色でした。

そんな中、美しいブルーの輝きを持つブルーゾイサイトが発見されたのです。

この美しさに魅了されたのが、「ティファニー」でした。

しかし、ゾイサイトという名前、英語の自殺を表す「スイサイド(suiside)」の響きに似ていてふさわしくないと、ティファニーは考えました。

そこでこの美しい石が、見る角度や光の加減により青や紫に変化する様子を、タンザニアの夕暮れから夜に移りゆく空の変化に例え、「タンザナイト」と名付けたのです。

このロマンチックなネーミングと相まって、この美しい青紫のタンザナイトは、世界に広まっていきました。

タンザナイトは、これまたその名の通り、タンザニアのメレラニ鉱山でしか産出されない宝石です。

硬度は、6~7と少し低いので、取り扱いにはご注意願います。

和名は「黝簾石(ゆうれんせき)」。

宝石言葉は、「冷静・高貴・誇り高き人・神秘」などがあります。

神秘的なブルーからイメージされる言葉です。

12月の誕生石、タンザナイトをはじめ、様々な宝石をそろえております。

皆様のご来店お待ち申し上げております。