4月の誕生石 ダイアモンド

こちらの花は、「空木(うつぎ)」です。

4月の旧暦、「卯月(うづき)」は、

諸説あるのですが、

「卯の花が咲く月」から来ているそうで、

卯の花というのが、

この空木の花なんだそうです。

ちなみに、卯の花というと「おから」のこともさしますが、

これは、おからがこの空木の花に似ていることから

来ているんだそうです。

ほかにも、

稲を田に植える月の意味の

「植月」「苗植月」から来ているという説、

農耕が始まったり、

様々な植物が芽吹くことから、

いろいろな植物・生き物が生ずる

「初ぶ(うぶ)」や「産む」の「う」が

「卯」になったという説が在るそうです。

 

 

4月の誕生石は「ダイアモンド」です。

おそらく、宝石の中で一番有名なもので、

宝石の代名詞のような存在ではないでしょうか。

ルビー・サファイア・エメラルドと並び、

世界4大宝石の一つとなっています。

「宝石の王」とも呼ばれています。

(ちなみに「宝石の女王」はルビーです。)

 

ダイアモンドの名前の由来は、

その天然の功績の中で

最高の硬度(硬さ)を誇るところから、

「何物にも征服されない」という意味を持つ

ギリシャ語の「Adamazain」が語源とされ、

それがラテン語で硬い石を意味する「Adamant」となり、

頭文字の「A」が取れ、

「Diamond」なったとされています。

 

 

和名は「金剛石」。

こちらも、「最も固い物」の意味を持つ

「金剛」が使われています。

鉱石の硬さを表す「モース硬度」で、

ダイアモンドは最高硬度の「10」に

ランキングされています。

このダイアモンド、炭素が結晶化したものです。

人類が誕生する以前、

現在から約16億年前~7000万年前に作られたとされています。

火山活動が活発だった地球の地下奥深く、

約150キロメートルの地底で、

マグマに含まれる炭素の原子が

1,000℃以上もの高温と5万気圧の中

気の遠くなるような時間をかけて、

ゆっくりと結晶化され、

ダイアモンドになりました。

地球の膨大なエネルギーと、

長い長い時間をかけて生まれたダイアモンド。

その美しい輝きは、

大自然が生み出した芸術品、

「奇跡の結晶」と呼ばれています。

 

 

4月の誕生石 ダイアモンドをはじめ、

様々な宝石を取り揃えております。

皆様のご来店、お待ち申し上げております。